8月13日〜お盆

13日は、高2の時、亡くなった自分の同級生の家へ、線香をあげに行く。

毎年の、習慣。

 

別に仲がよかったわけじゃない。

 

亡くなった理由も、わからない。

 

事実は、彼が自分で自分の命を絶ったこと。

 

今だからこそ、わからなくない。

なんで生きていなきゃいけないの?

と、自問したことがたくさんあるから。

約1年間で、頭が痛くて体が動かなくて、死んだほうが楽なんじゃないかなんて、何度思ったかわらないくらいあったから。

 

それでも、なお、生きていたら、幸せだと思う日がくる。

今の自分はまさに、それだ。

 

笑っていることができる。

大切な家族と時間を共にすることができる。

友と話して将来にワクワクすることができる。

 

彼の父さんに教育の話をしすぎるべきではなかったかもしれない。

けれど、それはそれ。

本音を言ったのだから、他意はない。

 

地元の自然がこのままだと交配していきそうらしい。

廃校も増え続けている。

限界集落化はまぬがれないようだ。

 

30歳。

父さん母さんは、還暦を迎える。

あと、もう少しの年月の間に、帰ろう。

近くで生きていよう。

だからといって、自分を犠牲にするわけではない。

地元で、今度は挑戦が始まる、それだけ。

 

話が戻って、亡くなった同級生に祈りながら、思う。

お前の分も、人生、生き切るわ。

 

ヤクザの世界でいうらしい。

生き切るか、死ぬか。

シンプルでいいなあ。

 

笑えるよ。